俺が年頃をとったからかもしれません

元々私の夫人が気違いで昔から聴かされていた美術家、さだまさしちゃん。今でも何かあるとアルバムを引っ張り出して聴いてある。

初めてのおめでた当事者、マタニティーブルーになり活況がなかった俺。たまたま思い出してさだまさしちゃんのアルバムを聴いてみたら…慟哭。

「案山子」という曲なんですが、生まれ故郷を離れたわが輩を心配する父母の心を描いた曲です。

キャンパス卒業後、和風を飛びだし随分生まれ故郷に戻らない生活をしていたので余計に心にしみました。父母の内的、輩知らず。自分が父母になって初めて父母の有り難さが分かるものなんですね。

さだまさしちゃんの歌は歌詞がどれもきれいな日本語で綴られていらっしゃるところが断然うまいと思います。最近の歌は乱暴な言い方のものが増えたと思いませんか?

俺が年頃をとったからかもしれませんが、グッとくる曲が減ってきた気がします。実に文明が居残るヒューマンが書いた詩的な歌詞になかなか巡り会えません。え?、古くさいし…なんて言わず、ひと度手にとって下さい。さだまさしちゃん、オススメですよ。